大震災と真民さんの詩、3月から特別展 砥部の記念館
東日本大震災の記憶の風化を防ぎ、被災地を勇気づける故坂村真民さん(1909~2006年)の詩を知ってもらおうと、愛媛県の砥部町大南の坂村真民記念館は3月4日から、報道写真や詩を展示する開館5周年記念特別展(愛媛新聞社など主催)を同館で開く。6月11日まで。
熊本県生まれの詩人・坂村さんは戦後、第二山下高等女学校(現三瓶高校)に国語教師として赴任。67年に新田高の講師となり砥部町に居を定めた。代表作「念ずれば花ひらく」の詩碑は国内外に700基以上ある。
特別展は「東日本大震災と坂村真民の詩」と題し、震災直後や徐々に復興する被災地の姿を切り取った岩手日報社や愛媛新聞社の写真20点が並ぶ。今は苦しくても必ず光はあると訴える「鳥は飛ばねばならぬ、人は生きねばならぬ」の直筆詩など21点を展示。ほかにも詩集を読んだ被災者からの便りを公開する。